ご安置からご納骨まで
お仏壇に向かって右・もしくは左にお骨とご遺影をご安置します。
※お仏壇の中にある打敷(逆三角形の布) は裏返し、白になるようにします。
四十九日までの間は、亡くなられた方に手を合わせる意味で、お仏壇を閉じ、その前に後飾りをします。
ご自宅のどこにご安置しなくてはいけない、といったことはありません。
ご家族の顔が見えるリビングや和室にご安置します。
お見舞い・弔電・供物をいただいた方へのお礼や、病院・入居施設へのご挨拶と精算などを行いましょう。
※お見舞いをいただいた場合は「お礼」という形でお返しする方が多いようです。詳しくは、下記の表をご参照ください。
のし(薄墨) | 「お礼」 |
金額 | 半額 |
時期 | 四十九日(忌明け)後 |
お礼状 | 有 |
のし(薄墨) | 「志」 |
金額 | 半額 |
時期 | 四十九日(忌明け)後 |
お礼状 | 有 |
のし(薄墨) | 「お礼」+「志」 |
金額 | 半額+半額 ※合算した金額の半額相当のお返しをされる場合もあります。 |
時期 | 四十九日(忌明け)後 |
お礼状 | 有 |
のし(薄墨) | 「お礼」もしくは「志」 |
金額 | 2,000円~3,000円くらい |
時期 | ご挨拶や精算を兼ね、菓子折り等を持参される方が多いようです。 |
お礼状 | 無 |
年金や健康保険、金融機関、ライフラインなどの解約・名義変更・返却の手続きは、お葬儀後のお手続きをご確認ください。
お仏壇やお墓を購入するタイミングは、四十九日が一つの目安とされていますが、じっくり考える余裕がなかった場合などは、一周忌などに合わせて購入をするのもひとつの方法です。
※近年では核家族化が進み、お仏壇・お墓の事情も以前とは変わってきており、お仏壇・お墓じまいを検討される方も 多くなっています。その際にも、お寺さまを招いて供養します。
新しくお仏壇を購入した場合、お寺さまを招いての入仏式・開眼供養を行います。
御布施:30,000円前後が目安。
お車料: 交通費は2,000円~3,000円。
のし袋の水引:「紅白」もしくは「黄白」を使用します。
近年では、仏間がない家も多いため、家具調やモダン仏壇など、お部屋に合わせたものが好まれています。
新しくお墓を購入した場合、お寺さまを招いての建碑式・開眼供養を行います。
御布施:30,000円前後が目安。
お車料:交通費は2,000円~3,000円。
のし袋の水引:「紅白」もしくは「黄白」を使用します。
昔ながらのお墓の他に、納骨堂や永代供養墓なども増えており、最近では樹木葬や自然葬なども注目を集めています。
故人さまを偲ぶ意味で、四十九日法要を目安に愛用品などをご家族で形見分け、整理をおこないます。
近年では、デジタル遺品と言われる、パソコンやスマートフォンのデータ、各種オンラインサービスの引継ぎなども大事な遺品整理と認識されております。
四十九日法要(忌明け法要)は、亡くなった日を1日目と数えて49日目に行います。
参列される方の都合を考えて、最近は四十九日の直前の土曜日か日曜日に行うことが多いようです。
場所の候補:自宅・寺院・ホテルなど(弊社にて提携先を手配することも可能です。)
ご法要のご案内は、電話連絡・メール・はがき・封書等での通知方法がありますが、行き違いを防ぐため、はがきや封書でご案内することをお勧めします。なお、案内状は法要の3週間から1ヶ月前までには送るようにしましょう。
返信期日に関しては、法要当日の1週間から10日前が目安です。(ご法要の案内状は弊社にて提携先を手配することも可能です。)
最近は、四十九日法要(忌明け法要)の当日に納骨を行う場合も多いため、その旨をお寺さまにお伝えしておきましょう。
なお、納骨の際には事前にお墓の掃除を行い、お花をお供えしておきましょう。
出席者の人数が決まったら、会食用のお料理や茶の子の手配を行います。前もって出席者にアレルギー食材の有無などを聞いておくと親切です。一般的に茶の子は、1家族(1世帯)に1つを用意します。
自宅で法要を営む場合は、お料理の配達時間の確認、会食をホテル等で行う場合は開始時間の確認をしましょう。
四十九日法要(忌明け法要)を行うまでに、仏壇店に依頼して塗りや唐木の位牌を用意しておきましょう。(弊社にて仏壇店を紹介することも可能ですので、手配が必要な場合はご相談下さい。)
※浄土真宗以外の宗派では位牌を用意することがほとんどです。
一般的には、以下の流れで法要・会食が執り行われます。
納骨の時期については特に決まりはありません。呉市近郊エリアでは、四十九日法要(忌明け法要)を済ませたのちに納骨をされる方が多いようです。しかし、お墓のご準備や納骨先の事情もあるため、しっかりとご家族で話し合う必要があります。
法要の年数は「数え」で計算します。亡くなった年を「1」と考えるので満2年が三回忌となります。ただし、満1年目は亡くなって初めての命日となるため、重要視し「一周忌」と言います。
年忌法要は、三十三回忌または、五十回忌を最後とすることが多く、これを「弔い上げ」といい、年忌法要は終了となります。
© Kurekazokudeososhiki